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当会について

日創研経営研究会「尾張経営研究会」

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日創研経営研究会
「尾張経営研究会」とは

 日創研経営研究会は、「共に学び共に栄える」の理念のもと、志をひとつにする全国の経営者が集い、実り豊かな学びの機会を生かして経営の研究に励んでいます。経営を取り巻く時代環境は依然として混迷を極めています。

 われわれ中小企業においては、知恵を出し合って生き残り、業績を上げることはもちろん、働く社員さんを幸せにし、地域から存在価値を認められる企業としての経営体質を強固にしなければなりません。継続的に経営の真髄を学び、経営を深めていくことが欠かせないのです。

 こうした学びの精神は、私自身の、一経営者としての人材や業績、経営手法の悩み、苦しみから湧き上がってきたものです。そして、人生の使命を「中小企業 の活性化」と定めて、微力ながら邁進してきました。私同様に、悩み苦しんでいる中小経営者の皆さんのために、各地区に経営を学ぶ研究活動を広めていきたい −その一念から生まれたのが日創研経営研究会です。

 「勝って奢らず、負けて倦まず」。成功者は過去の成功体験に安住することなく、また一方、業績が上がらない経営者もいたずらに失意のどん底に落ち込むこ となく、いま一度経営の原点に戻って新たな学びに挑戦してみませんか。経営の原点、「フロムゼロからの出発」を心身に刻んで、経営上の悩みを共有し、価値 ある情報を分かち合い、共に学び切磋琢磨し、相互に励ましあう−そんな研究会を通していっそう成長発展していきましょう。

会長方針

強みを活かし、強い会社をつくる ~当事者意識をもって事にあたる~

昨年はスローガン『リアル経営研究会』の下に、尾張経営研究会の活動にご賛同いただき、ありがとうございます。力不足の会長の舵取りに皆様から力を貸していただき、心から御礼申し上げます。

昨年、リアルでの委員会・例会・本部事業といった学びに参加された皆様からは「懐かしい」「この学びはやっぱり良いね!」といった数々の嬉しい言葉を頂きました。オンライン業務に慣れ、スケジュールもそのように組む習慣になった方にはご迷惑をおかけするところもあったと思いますが、改めて尾張での学びの素晴らしさを体験できた一年となりました。

さて、尾張経営研究会が設立され、17年が経ちました。歴代会長と会員の皆様が積み重ねて来られたこの尾張の歴史も皆様方の真剣で真っすぐな学びの中で育てられて来られました。その中で、特にこの4年間は外部環境の激変が私たちを襲いました。残念ながらコロナ禍で大きく業績を悪化させた業界、会員の皆様も多くいらっしゃいます。そして、世界的にコロナショックが終わった今でも、その尾を引きずっている業界、会員さんもいらっしゃいます。

しかしその反面、反転攻勢をしかける方もいるのです。それは危機をチャンスに変えた方、変えようとしている方です。自身や自社の強みを改めて見直し、新しい市場・顧客・商品価値にチャレンジされた方です。これは本当に苦しい事だったろうと思いますが、私たちが真摯に学ぶべき事だと思います。私たち経営者・経営幹部は常に挑戦と行動を忘れてはなりません。情熱をもって挑戦し、その過程を楽しむ器を磨く。その中にこの尾張での学びがあるのだと思います。

また「目的を見失うことが最も愚かな事である」という言葉が有りますが、皆様の尾張経営研究会入会当時の目的は達成されましたでしょうか?そして今この会に所属する意味と価値、目的は明確でしょうか?私はこの会での学びの目的を、(1)自身の経営計画を明確にし、磨く (2)会員の皆様の人柄・経営観から自らの心の器、人柄に反映させる (3)社員さんとの参加で会社の人財育成に活かす と定義しています。そして会長の大役を頂いたことで、よりこの会での出会いと学び・経験を、会の再活性化という形で恩返ししていきたいという念いです。

本年度は方針を『強みを活かし、強い会社をつくる』としました。では強い会社とはどんな会社でしょうか?私なりに考え、定義したのは以下の通りです。

「強い会社とは、外部環境の変化によって潰される事の無い会社」です。たとえまたコロナのような世界的な感染症が起こったとしても、人財育成、強みづくり、顧客の分散化、商品・サービスの改善を通して、逆境を乗り越えられる会社。これをつくっていく事を方針とします。

その為に、私はこの日創研 尾張経営研究会という組織を本部方針に則って、本部研修や三大事業、例会・委員会活動、そしてトライアル入会制度を通して、自社の経営に活かす事ができる学びを推進していきます。

そして、私たちが学ぶ尾張経営研究会という組織は、我々一人ひとりが出資して運営している『組合』のような組織です。決して参加費を出して、その学びのイベントを享受する、という団体ではありません。会員一人ひとりが主体性、当事者意識をもって会の運営に関わり、学びを体験していく組織です。
どうか皆様も今一度、この会に所属する目的を再確認、再設定いただきたく思います。そして私のお願いになりますが、会員の皆様に、この会の再活性化のお力添えを頂きたく、お願い申し上げます。

尾張経営研究会 会長 藤田 斉

  • 2024年度方針 5項目
    方針1)会員拡大(入会トライアルの実践)
    方針2)本部研修を通したリスキリング
    方針3)理念と経営経営者の会との連動
    方針4)全員が当事者意識をもって目標を設定する
    方針5)リアルとオンラインのバランスを取り、皆が参加する


    方針1)会員拡大(入会トライアルの実践)
     尾張経営研究会は最大100名を超える組織でしたが、5年前の分封(愛知経営研究会)により、半分の人数になり、そして現在30名弱の単会となっています。よって、会員拡大は喫緊且つ最大の課題です。自分の殻の外に出て、情報を収集し仲間を探す。可能思考研修や数々の職能研修のアドバイザーを通して、学ぶ意欲の高い会員候補の発掘に務めることで、会の活性化に繋がります。これは自身のリーダーシップ力向上、採用の考え方、仕組みを学ぶ事に繋がります。

    方針2)本部研修と本部事業を通したリスキリング
     1)3月開始の新しい時代の業績アップ研修(旧業績アップ初級)に『チーム尾張+社員さん』で参加します。目的は(1)コロナ後の自社の固定費変動費を初心に返って見直す (2)育成したい社員さんと一緒に学ぶ事で、社員育成に繋げる (3)尾張の社員さん同士が繋がり、学ぶ意欲の向上に繋がります。
     2)また、リアルでの本部事業を通して、外に出向いたから得られる学びや刺激を体験します。全国大会in姫路(10名)、リアル全国経営発表大会(12名)、特別研修(10名)の参加を目標とします。
     3)加えて、本部方針でもある『苦しんでいる会員さんには単会が負担して本部研修を積極的に勧める』とあり、会の内部留保を使い、研修サポートを行っていきます。対象者に対し、経営相談員との相談の上、理事会で審議してサポートを図ります。(サポート予算50万円)

    方針3)理念と経営経営者の会との連動
     理念と経営経営者の会は現在1支部(尾張支部)で運営されていますが、会員15~20名に1支部程度の規模感で、増やしていきます。その上で個人事業主の方や、オンラインでも経営に関する悩みや考えを本音で相談・叱咤激励できる場を作り、経営研究会の価値を実践していきます。また尾張のベテラン経営者の皆様に参加して頂き、若手・中堅が相談しやすい場所を創ります。これにより、会員さん同士が経営についての考え方を学ぶ場を増やします。

    方針4)全員が当事者意識をもって目標を設定する
     会員全員一人ひとりが自社と尾張での目標を設定し、宣言します。
     会員一人ひとりが尾張での役割を持ちます。
     これにより、会で学ぶ目的と意味・価値を高めます。
     
    方針5)リアルとオンラインのバランスを取り、皆が参加する
     昨年はオンラインからの脱却を目指し、”完全リアル”を標榜しましたが、今期はリアルとオンラインのバランスを取り、時にはハイブリッド、時には完全オンラインを上手く使い分け、皆が参加できる運営を行っていきます。

    備考:数値目標
      1)会員拡大…増員8名以上
      2)本部研修受講率…受講率50%以上
      3)例会出席率年間75%以上    

    尾張経営研究会 会長 藤田 斉

組織図

2024年度 日創研尾張経営研究会 組織図

組織図